慢性腎不全の症状や治療・予防方法について

慢性腎不全という病気は、動物腎臓病の中でも初期段階の症状が分かりにくいといわれています。

そのために、早期治療が難しいともいわれているのです。
少しでも早い治療のためにも慢性腎不全についての知識を持っておくと良いでしょう。

慢性腎不全とはどのような病気と症状なのか

腎臓は、動物も人間も同じ機能を持っています。
体内で作られた有毒な物質や不純物をろ過する役割があるのです。

腎臓が老化もしくは他の疾病などが原因でその機能が低下してしまうと、不純物・有毒物質が体内に満ちてしまいます。
そしてそれが、さまざまな悪影響を及ぼしてしまうのです。

慢性腎不全は、動物腎臓病の中でも高齢な動物が発症しやすいものです。
簡単に言えば、年齢を重ねていくごとにそのリスクが高まっていくということがいえます。

症状として代表的なものとしては以下のような状態があります。
食欲不振や食事を食べても嘔吐をしてしまう。
尿の回数が増えた・尿が全くでない。

下痢を繰り返すようになった。
口の匂いが気になるようになった・口からアンモニア臭がする。
などといったものになります。
食欲不振がもっともよくある症状であるといわれていますので、食事量の管理はしておくとよいでしょう。

慢性腎不全の治療方法や予防方法はあるのか

先に、動物腎臓病の中でも慢性腎不全の場合には改善が難しいと記しました。
しかし、治療法がないというわけではありません。
「対処療法」というアプローチを行うことによって、進行を遅らせるということを行っていくケースが多いでしょう。

具体的な治療方法としては、輸血や輸液・人工透析・食事療法などとなります。

中でも、食事療法はホームケアとしても重要な部分で獣医師から具体的な指示が出ることもあるでしょう。
指定されたフードなどを与えなくてはならないこともあるかもしれません。

予防方法ですが、年齢に合わせてそのリスクも高まるということから大きな予防策がある・確実な予防策というものはありません。

ただし、毎日の生活の中で食事の栄養バランスを気にかけること・適度に運動をすることなどを心がけていくことによって、原因となる病気を防ぐこともしやすくなるでしょう。

定期健診を行いながら、生活の中で気をつけていくことができることといえるでしょう。